ゴウソ
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| ゴウソ | ||||||||||||||||||||||||
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ゴウソの全体(上)と雌雄の小穂 | ||||||||||||||||||||||||
| 分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||
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| 学名 | ||||||||||||||||||||||||
| Carex maximowiczii Miq. var. maximowiczii | ||||||||||||||||||||||||
| シノニム | ||||||||||||||||||||||||
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C. pruinosa Boott subsp. maximowiczii (Miq.) Kük. |
ゴウソ (Carex maximowiczii var. maximowiczii) は、単子葉植物カヤツリグサ科スゲ属に属し、湿地にはえる中型の多年草である。大きく膨らんだ特異な形の小穂をつけるため、見分けやすく、比較的親しまれている。
地下茎は短く横に這い、まとまった株立ちになる。基部には葉のない鞘が多数集まる。葉は根出状に多数出て、細長い。
花茎は立ち上がり、先端はやや傾く。小穂は先端近くに生じて、互いにやや離れる。小穂の下からは苞が出る。苞には鞘がなく、葉状の部分は長く伸びる。先端に出る小穂(頂小穂)は雄性で、細長い棒状で褐色、細い柄があってやや垂れる。それ以下の小穂はすべて雌性で、長い柄があって垂れる。雌小穂は始めはやや太い棒状であるが、果実が熟するにつれて果胞が大きく膨らむので、やがて長さ3cm、幅が1.5cmにも達し、まるで提灯のような外観になる。
果胞は一つを取り出して見ると幅の方が広いくらいの倒卵形で、やや偏平だが膨らんでいる。その表面には細かい乳状突起が密生しているので、ちょっとビロード状のような特殊な感じに見える。ただし、それがなくて果胞の表面が滑らかなホシナシゴウソ (var. levisaccus Ohwi) という変種がある。ゴウソに混じって発見されるが少ない。果実は偏平で、果胞よりずっと小さいので、果胞の中はほとんど空洞に近い。