シコルスキー社が軍民双方の需要に向けての技術デモンストレーターとして製作したものである。軍事目的には偵察・戦場監視、民需目的には警備・災害監視などの目的が考えられた。
機体は直径1.8mの円盤である。機体中央部に二重反転のダクテッドファンが設置され、周囲を覆うリング状のシュラウドが目立つ構成をしている。垂直離着陸が可能であり、シュラウド下部に簡易な形状の降着装置がある。離着陸時および水平飛行時とも、ローター面を地面と平行した状態で飛行を行う。ペイロードは最大で約23kgあり、機体の上に光学センサーなどを搭載する構造となっている。飛行制御はフライ・バイ・ワイヤであり、ディファレンシャルGPSによってナビゲートされる。
初飛行は1992年4月であり、1997年までに試験飛行や技術展示飛行が行われた。発展型のサイファーIIも開発中である。