シエール
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概要

シエールの北に広がる高原地帯には、山岳リゾートとして知られるクラン=モンタナがあり、ローヌ川を挟んで南にアニヴィエ谷が伸びている。町の紋章に太陽が使われているように、シエールはスイスの中でも特に乾燥した地域であり、年間約300日の晴天日を数える。
葡萄畑に囲まれたシエールとその周辺地域は、スイス有数のワインの産地になっており、シャトー・ド・ヴィラ(Château de Villa)にあるヴァレー州ワイン博物館では、ワインづくりの民具などが展示されている。また、シエールと隣村のサルゲッシュの間は、「ワインの小道」と呼ばれる散策コースになっている。
オーストリアの詩人で作家のライナー・マリア・リルケは、1921年から死去する1926年までシエール郊外のミュゾに住み、晩年の大作『ドゥイノの悲歌』を完成させた。 シエールにあるリルケ財団(記念館)では、リルケの書簡や自筆原稿など展示している。