シュガール
From Wikipedia, the free encyclopedia
仲間である女性マリと比較し、シュガールについてはごくわずかしか伝説が残っていない。基本的な役割は周期的に山で女神マリと結びついて嵐を起こすことであり、マリ神は五月柱を祝う春の神であるため、後世はサバト伝説と結び付けられる。それゆえ、キリスト教化以後は悪魔(デーモン)と同一視されることが多い。例えばギプスコア県におけるシュガールは、Maju 神と同一視された。 Maju 神はサバトの宴が行われる金曜日にバスク神話の女神マリと会い、そこで魔女らとともに嵐を起こすと言われている。
Betelu では Suarra と呼ばれ、雷竜の姿をした悪魔であると考えられた。シュガールが稲妻の形に変化し、バレルディ山と Elortalde 山の間を雷の姿で駆け巡り、人々を恐怖に陥れたという。
語源
シュガール (Sugaar) は suge(蛇)に接尾語 ar (男)を付加して生じた語と考えられている。したがって「雄の蛇」を意味する。しかし、この語には同時に、火を意味する su と炎を意味する gar という単語の接合が隠されている可能性があると指摘する人もいる。その場合は火炎という意味にもなる。
Sugoi はシュガールの別名である。 suge + o[h]i (前者:古き蛇) または su + goi (高位な炎)を二重に組み合わせた名である。しかし3番目に出てくる Maju はどの語とも似ていない。なぜならこの語は男根の力と、豊穣を願う春を祝う五月祭をスペイン風に "Mayu" と呼んだ語の流れを汲むからである。Maya と Mayo が春を調和するという。
