シュグニー語

イラン東部の言語 From Wikipedia, the free encyclopedia

シュグニー語(シュグニーご、キリル文字表記:хуг̌ну̊ни зив、音訳:khughnöni ziv、タジク語: шуғнонӣペルシア語: شغنانی)は、インド・ヨーロッパ語族インド・イラン語派イラン語群東イラン語群南東イラン語群パミール諸語に属する言語である[1][2]シュグノン語シュグナン語シュグノニシュグナニとも呼ぶ。またシュグノン語シュグナン語を意味することばはシュグノニがタジキスタンのシュグノン地区英語版シュグナニシュグニーがアフガニスタンのシュグナン地区英語版シュグナン英語版に由来する。話者はタジキスタンゴルノ・バダフシャン自治州アフガニスタンバダフシャーン州にそれぞれ分布する[1]

話者数 4万人(タジキスタン国内1975年時点)、4万人(アフガニスタン国内2009年時点)
方言
オロショル方言
概要 シュグナン語 シュグニー語シュグノン語, 話される国 ...
シュグナン語
シュグニー語
シュグノン語
xuɣnůni ziv/хуг̌ну̊ни зив/خُږنوٰنے زِڤ
「シュグニー語」を示す表記の比較
話される国 タジキスタンの旗 タジキスタン
アフガニスタンの旗 アフガニスタン
話者数 4万人(タジキスタン国内1975年時点)、4万人(アフガニスタン国内2009年時点)
言語系統
方言
オロショル方言
表記体系 アラビア文字キリル文字ラテン文字
言語コード
ISO 639-3 sgh
消滅危険度評価
Vulnerable (Moseley 2010)
テンプレートを表示
閉じる

表記法

シュグニー人アフガニスタンタジキスタンの両方に居住している。過去100年間、それぞれの国は文学の伝統と正書法の標準が異なっていた。国境のどちらの側でも、シュグニー語の文学者たちは、過去文字での表現がなかった言語であったため、シュグニー語の正書法を考える際に、既存の正書法の標準と慣習に大きく依存してきた。

タジキスタンでは1928年にペルシア文字が廃止されラテン文字に置き換えられ、そしてその11年後の1939年、ラテン文字キリル文字に置き換えられた。タジク語を表記するキリル文字ももちろんロシア語の正書法に基づいており、それは隣国ウズベキスタンウズベク語の正書法にも似ている。このようにタジキスタンで開発されたシュグニ語の表記文字は現時点ではキリル文字とラテン文字である。

アフガニスタンでは、ペルシア文字が定着したダリ語(アフガン・ペルシア語)が国語である。パシュトー語も、ペルシア語から派生した独自のパシュトー文字を持つが、独自の特徴や慣習を持つアフガニスタンの公用語である。そのため、アフガニスタンの文学者たちによって開発されているシュグニー語の正書法もペルシア語から派生させていて、必要に応じてパシュトー語から文字を借用している。

方言

バルタング語英語版フフ語英語版ルシャン語は方言ではなく別の言語とする考え方もある[3]

脚注

参考文献

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI