一般小説やラジオのシナリオなどの仕事を経て、1992年に最初の児童文学作品である『ビー玉の中のサル』を発表。それから5年後の1997年には『むだに過ごしたときの島』で、アンデルセン賞というイタリアでもっとも権威のある児童文学賞を受賞した。一児の母であること以外、親族関係は公表していない。2010年に発表した『銃声の中のぼく』は、この作家には珍しいリアリスティックな社会派的小説であるが、シチリア島の深刻なマフィア問題を被害者少年の目線からまっすぐに描き、理不尽な境遇にもめげずに自分の力で未来を切り拓いてゆこうとしている子どもへの温かなまなざしに満ちた筆致が、多くの読者の感動を呼んだ。