Wikiwand AI

ジェリー・マリガン

From Wikipedia, the free encyclopedia

出生名 Gerald Joseph Mulligan
死没 (1996-01-20) 1996年1月20日(68歳没)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 コネチカット州ダリエン
ジェリー・マリガン
Gerry Mulligan
ジェリー・マリガン (1992年)
基本情報
出生名 Gerald Joseph Mulligan
生誕 1927年4月6日
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ニューヨーク市クイーンズ区
死没 (1996-01-20) 1996年1月20日(68歳没)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 コネチカット州ダリエン
ジャンル ジャズ、クール・ジャズ、ウエストコースト・ジャズ
職業 ミュージシャン、作曲家、編曲家
担当楽器 バリトン・サクソフォーン、クラリネット、ピアノ
レーベル パシフィック・ジャズ、プレスティッジ、キャピトル、A&M
共同作業者 ギル・エヴァンス、マイルス・デイヴィス

ジェリー・マリガン(Gerry Mulligan、本名:ジェラルド・ジョセフ・マリガン、1927年4月6日 - 1996年1月20日)は、アメリカ合衆国出身のジャズ・ミュージシャン、サックス奏者、作曲家、編曲家。

ジャズ界では数少ないバリトン・サクソフォーン奏者であり、ピアニストとしても知られた。

左からジェリー・マリガン、スタン・ゲッツ、アル・コーン、ズート・シムズ。1966年7月3日、ニューポート・ジャズ・フェスティバルにて。
ジェリー・マリガン(1980年代)
撮影:ウィリアム・ゴットリーブ

ニューヨーク市クイーンズ区で生まれ、エリー鉄道に勤務していた父の仕事の都合でオハイオ州マリオンに転居する。

1940年代後半からフィラデルフィアで活動を開始、ギル・エヴァンスとの出会いをきっかけにクロード・ソーンヒルのビッグバンドなどのためにアレンジを本格的に手がけるようになり、二十歳そこそこの若さにして、洗練されたモダンなアレンジで、ソフトなダンスバンドであったソーンヒル楽団のスタイル革新に貢献した。

その経験を活かし、1940年代末には、後にアルバム『クールの誕生 (Birth of Cool)』として録音がまとめられたマイルス・デイヴィスのビッグ・コンボに参加、バリトン・サックスでの演奏の他、「ジェル (Jeru) 」「ミロのヴィーナス (Venus De Milo) 」などの作曲などを担当する。そのほか、モダン・ジャズ・ビッグバンドの代表的存在であるスタン・ケントン・オーケストラにも編曲を提供した。

1952年、カリフォルニア州に移り、トランペットのチェット・ベイカーらとピアノレス・カルテットを結成。わずか1年間の活動であったが、リズム・セクションに鍵盤楽器が必須とされていたジャズの世界においては画期的な出来事であり、この動きがアメリカ西海岸におけるウエストコースト・ジャズの顕在化につながっていくことになる。マリガン・カルテットのデビュー・アルバムである『Gerry Mulligan Quartet』は、「バーニーズ・チューン」などが収められ、大きなヒットとなった。マリガンはウエストコースト・ジャズの中心的人物として西海岸に拠点を置きつつ、ベン・ウェブスター、デイヴ・ブルーベック、セロニアス・モンク、ズート・シムズらと交流を深めていった。

1956年、ニューヨークに戻り、セロニアス・モンク等と共演。1958年には、映画『私は死にたくない』に出演している。

1963年にはアート・ファーマーらをメンバーに招き、リーダー作『ナイト・ライツ (Night Lights)』を発表。1950年代のプログレッシブな作品とは異なった静謐なスタイルが貫かれており、彼の代表作となる。ちなみにタイトル曲では、マリガンはピアノを演奏している(後年、CDのボーナス・トラックとして1965年にマリガンがクラリネットを演奏したテイクも収録されている)。

1970年代、当時イタリアを活動拠点にしていたバンドネオン奏者のアストル・ピアソラと意気投合、競演作『Summit』を制作した 。

1980年代に入るとフュージョン色の強い音楽性を指向するようになり、『リトル・ビッグホーン (Little Big Horn)』などのフュージョン・アルバムを発表するようになる。この頃に世界ツアーも行っている。

他に共演者はジーン・クルーパ、チコ・ハミルトン、ボブ・ブルックマイヤー、ジーン・クイル等が挙げられる。

1996年1月20日、膝の外傷が元でコネチカット州ダリエンにて死去。68歳没。

ディスコグラフィ

参考文献

外部リンク

Related Articles

Timelines

Top Qs

Fact Checks