ジャン・ヴァン・デ・ヴェルデ
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1999年全英オープン
24年ぶりにカーヌスティ・ゴルフリンクスで開催された大会は、各選手がカーヌスティ特有の深いラフに苦しめられスコアを崩す中、当時世界ランク152位の伏兵ヴァン・デ・ヴェルデが首位に立ち最終日を迎えた。最終組で回ったヴァン・デ・ヴェルデは、17番ホールを終えた時点で2位に3打差を付け、メジャー初優勝は確実と思われた。
最終18番(パー4)、ティーショットで右に大きく曲げて隣のホールへ。無理してグリーンを狙った2打目は観客席を直撃して跳ね返り深いラフの中に入ってしまう。そして3打目。ダフリ気味のボールは無情にもクリークの中へ。すっかり冷静さを失ったヴァン・デ・ヴェルデは裸足でクリークの中に入って水切りショットを試みようとするが、無謀なのは明らかで結局1打罰を払い、5打目に賭けることとなる。5打目もクリークを越えたもののバンカーに捕まり、結局6オン1パットのトリプルボギーを叩き、3選手によるプレーオフになってしまった。結局プレーオフでポール・ローリーに敗れ、まさかの大逆転負けを喫してしまった。
このゴルフ史に残る逆転劇は「カーヌスティの悲劇」「ヴァン・デ・ヴェルデの悲劇」としてゴルフファン・視聴者に鮮烈な印象を残し、ヴァン・デ・ヴェルデのキャリアの代名詞として語り継がれるようになった。