ジュディッタ

From Wikipedia, the free encyclopedia

初演時のプログラム

ジュディッタドイツ語:Giuditta)は、フランツ・レハール1933年に作曲し、1934年1月20日、レハール作品として初めてウィーン国立歌劇場で初演された全五幕のオペレッタである。台本はパウル・クネープラー(Paul Knepler)およびフリッツ・レーナー=ベーダ(Fritz Löhner-Beda)。

ストーリーは、地中海沿岸の港町(スペインポルトガルと推測される)と北アフリカを舞台に、外人部隊の大尉オクターヴィオと彼が駐屯する地中海沿岸の港町の人妻ジュディッタの恋の顛末を描いたもの。この作品は、本来オペラとして書かれたもので、当時オペラ界の大スターで初演において主役オクターヴィオを演じたリヒャルト・タウバーのために書かれた。そのためテノールの見せ場が多い。特に第1幕でオクターヴィオの登場シーンで歌われる「友よ、人生は生きる価値がある」(Freunde, das Leben ist lebenswert)は今も演奏会などで独立して演奏されるほどよく知られている。他にも第4幕でジュディッタが歌う「私は自分自身が分からない」(Ich weiß es selber nicht)など、地中海や北アフリカのエキゾチックな雰囲気がよく出た情熱的なメロディーが美しい。なお、この作品以後レハールは筆を折ったため、彼の最後の作品でもある。

全5幕

  • 時・場所:1930年、地中海沿岸の港町及び北アフリカ
    • 第1幕:地中海沿岸の港町にある市場とその周辺
    • 第2幕:北アフリカのオクターヴィオの邸宅
    • 第3幕:外人部隊のキャンプ
    • 第4幕:北アフリカのある都市。ナイト・クラブ「アルカザール」
    • 第5幕:ある大都市の高級ホテルのスィート・ルーム

登場人物

  • マヌエレ・ビッフィ(バリトンまたはバス)…大工
  • ジュディッタ(ソプラノ)…その妻
  • オクターヴィオ(テノール)…外人部隊の大尉
  • ピエリーノ(テノール)…果物売りの若者
  • アニータ(ソプラノ)…その恋人で、漁師の娘
  • マルティーニ(バス)…ナイトクラブの支配人
  • アントーニオ(バリトンまたはバス)…中尉。オクターヴィオの同僚
  • セバスティアーノ(テノール)…旅籠の亭主
  • エドアルド・バリモア卿…ジュディッタのパトロン
  • 公爵…同じくジュディッタのパトロン

あらすじ

聴きどころ

参考文献

Related Articles

Wikiwand AI