生涯を通じてブリストウはアメリカの音楽の擁護者であり、テクストの選択においては愛国主義者であった。合唱曲の作曲家としては、専門家からはほとんど無視されているものの、質・量ともに、歴史的に重要な作曲家のひとりであった。
オペラ2作、カンタータ2作、オラトリオ2作、交響曲6作、弦楽四重奏曲2作、ピアノ曲ならびに声楽曲を手がけ、中でも1855年のオペラ《リップ・ヴァン・ウィンクル》と《交響曲 第3番 嬰ヘ短調》によって名を揚げた。その後はさらに、《ナイアガラ交響曲》、大カンタータ《開拓者》(The Pioneer)や合衆国への頌歌《偉大なる共和政》(The Great Republic)を遺した。ブリストウの作品は、当時の流行の趣味に従っており、フェリックス・メンデルスゾーンの作風に非常に強く影響されている。
- 交響曲第1番 変ホ長調 作品10 (1846?-48年)
- 交響曲第2番 ニ短調『ジュリアン』 作品24 (1854年)
- (ソプラノ独唱、女声合唱、管弦楽のための)頌歌(Ode) 作品29(初演1856年).
- 交響曲第3番 嬰ヘ短調(Symphony in F-sharp minor) 作品26 (1858年)
- (Praise to God) 作品31/33 (1860年).
- (The Oratorio of Daniel) 作品42 (1866年).
- (The Pioneer, A Grand Cantata) 作品49 (1872年).
- 交響曲第4番『アルカディア』ホ短調 作品50 (1872年)
- (The Great Republic) 作品47 (1880年).
- (Mass in C Major) 作品57 (1885年).
- 交響曲第5番『ナイアガラ』(Niagara Symphony) 作品62 (1893年).