全裸水泳
裸のままで泳ぐ行為のこと
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スキニー・ディップ

この言葉は、全裸で泳ぐ行為を指す表現として用いられる。文脈によっては、水泳に限らず、風呂や温泉、プール、サウナ風呂などに裸のまま入る行為全般を指すこともある。
本来は水着の着用が義務づけられているプールや海水浴場などの場所に、あえて全裸で侵入・遊泳する行為(多くは夜間や暗闇で行われる)を指してつかわれる場合も多く、その場合は「若気の至り」や「悪ふざけ・イタズラ」といったニュアンスを帯びる。
言葉の由来としては、「スキニー(skinny)」が「素肌のまま(生身の)」を、「ディップ(dip)」が「(水に)軽く浸かること、あるいは勢いよく飛び込むこと」を意味することである。
歴史的背景と現代の受容
法的な規制とヌーディストビーチ
公の場での露出に関しては、地域や自治体の法律・条例によって道徳上の観点から制限・禁止されている場合がある一方で、近年では部分的に規制が緩和・寛容化される地域も見られる。
例えばアメリカ合衆国では、連邦政府による一律の公共全裸規制は存在せず、州や自治体ごとに独自の服装規定(ドレスコード)が制定されている。サンフランシスコのベーカー・ビーチ(Baker Beach)のように、国立公園(連邦政府管轄区域)内にヌーディストビーチが設置されている例もある。ただし、競合管轄(concurrent jurisdiction)規定に基づき、国立公園のパークレンジャーが州や地域の法律を適用して取り締まりや通報を行う場合もある。
施設や教育現場での全裸水泳(YMCAや学校プール)
ギネス世界記録の開催
歴史
これまでに世界各地でスキニー・ディップのギネス世界記録が多く開催されてきた。
2011年6月、イギリス・ガウアー半島にあるロッシリビーチでスキニー・ディップのギネス世界記録が開催され、総勢400人の人々がプライベートゾーン(乳房、お尻など)を隠さず、衣服を一切着用していない全裸の状態で参加した。ヌーディストによる海水浴の世界記録はこれまで250人であったため、新記録を達成した[2]。
2012年、ニュージーランドのギスボーンにてスキニー・ディップのギネス世界記録に挑むイベントが開催され、多くの人々が全裸で参加した。
入水前の演出として、カメラの前で全裸のまま両手を挙げてジャンプするパフォーマンスなどが行われました。イベントの公式記録映像では、性器や臀部(お尻)の露出に対してモザイク処理などの修正が施されておらず、ありのままの現場の様子が収められている。
入水前の待機中や海から砂浜へ上がる際などの移動時には、手で陰部を覆ったり、バスタオルを巻いたり、ボトムス(下着や水着)のみを着用してトップレス状態になる参加者が多く見られた。その一方で、恥ずかしがることなく全身を完全に露出させて開放感を楽しむ参加者も一定数存在した。なお、イベント終了後には参加記念として団体から黒のオリジナルTシャツが配布された[3]。

2013年7月21日にはスペインで729人が参加し、当時のギネス世界記録が樹立された。同年12月31日には、ニュージーランドのFMラジオ局『The Edge』が主催する「The Edge & BW Summer Festival」の企画の一環として、ギスボーンの海岸で「Skinny Dip World Record Attempt」が実施され、745人による新たな世界記録が樹立されました。
さらに2018年6月9日には、アイルランド・ウィックロー県の海水浴場にて、がん闘病中やがんを克服した女性たちを中心とする2,500人以上が参加する大規模な世界記録挑戦イベントが開催されました。参加者たちは下着や衣服を一切身につけず完全な全裸(一部はボディペインティングを施した状態)で海に入り、世界記録を大きく更新しました。
アイリッシュ・タイムズの取材に対し、多くの女性参加者が「この経験によって本当に人生が変わった」と話している。また、BBC北アイルランドが撮影した映像内では、参加者の一人が「人前で服を脱いで海に入るのは初めてで、最初は驚くかもしれませんが、ここでは誰もがお互いを温かく迎えてくれます。本当に素晴らしい体験です」と喜びを語っている[4]。
また、このイベントでは、小児がん患者の家族を支援するニュージーランドの慈善団体「エイビーンズ・ピンク・タイ」への寄付として、29万ユーロ(約3770万円)以上の資金が集まった[5]。BBCニュースの動画によると、海に入るまでは全裸で日光浴を楽しんだり、乳房を丸出しにしたトップレスの状態で待機したりする人が多く見られた。海へ移動する際も、服を脱いだ全裸の状態で向かう参加者が多く見られた。インタビューに応じる参加者は、カメラ前で局部や乳房を手や服を使って隠しつつも、終始楽しそうに答えていた[6]。

