デジタル放送に使用されている放送信号であるMPEG2-TS内には映像信号としてはHDTV用の縦解像度1080とSDTV用の縦解像度480があり、480はさらにアスペクト比が16:9と4:3に分かれている。ただし、16:9の映像データは4:3と同じ「720×480」の画素数である。そのため16:9のワイド画面用の映像ソースは最初から4:3画面サイズ向けを考慮したレターボックス形式のものと、ワイド画面用に表示時に横方面に拡大することを前提にしたスクイーズ形式で記録されたものがある。後者では実際にNHKデジタル教育テレビ(SD画質伝送時のみ)・スカパー!(約半数のチャンネル)で採用している。2011年3月31日まではデジタルBS1、デジタルBS2でも後者の方式を採用していた。
この形態の放送番組を4:3テレビで見た場合は、チューナーやテレビ側の機能や設定により以下のように分かれる。
- 表示モードの変更に対応していない場合:縦長表示
- 表示モードの変更に対応している場合(自動・手動を問わず):レターボックス形式もしくはV圧縮(稀にワイド画面の左右両端をカットして表示するパンスキャンという表示方法を持つものもある)
デジタル放送はSD番組のほか、HD放送も行なわれている。地上デジタル放送ではハイビジョン映像のフルスペックである1920×1080の映像信号を放送するには帯域容量に余裕がないため、映像信号レートを高く出来ない事情がある。そのため地上デジタル放送は1440×1080の映像フォーマットによる放送信号送出で行なわれているがこの映像フォーマットはもともと最初から横長な画素であるため、スクイーズとは言わない。BSデジタル放送では地上デジタル放送に比べて1つのチャンネル当たりの割り当て帯域が大きいため地上デジタル放送とは異なり、多くのチャンネルでフルスペックのハイビジョン放送が行なわれている。
アナログ放送でもワイドを識別する信号を重畳しているため、アナログのワイドテレビで16:9の視聴が可能である。
レターボックス方式とスクイーズ方式の併用になっている。
- PlayStation 2
- 一部ソフトが16:9に対応している。
- Wii
- 16:9出力は、SD解像度ベースのスクイーズ方式となっている。