スパッド (接続部品)
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スパッドとは、水洗便所において、便器と給水管の接続に使用する継手および給水金具で、便器の給水口に組込み取り付ける接合部品。
便器は殆どが陶器製であり陶器は焼成時に変形するので、陶器の給水口は精密なねじ切りができず給水洗浄管を直接に接続できないために、陶器の給水口にスパッドを組み込み、スパッドを介して給水洗浄管が連結され便器に洗浄水を供給する。
和式便器(和風便器)の全てとタンク密結式以外の洋式便器には必ずスパッドが組み込まれた上で洗浄給水管と連結され洗浄水が供給されている。
大便器用、小便器用があり、大便器用は便器の機種によって給水口径が異なる場合があり、また洗浄管の管径も32㎜と38㎜の径があることから規格別に数種の大きさのスパッドがあるが、小便器用については全て同じ規格になっている。
材質
スパッド金具はほとんどは真鍮製であるが、再生水、中水道、工業用水道等の腐食対策用は銅製もある、床上給水和風便器用や洋式便器用は露出した部位に取り付けられるために便器の洗浄管(給水管)同様にニッケルメッキされているが、床下給水和風便器用のスパッドについては地中に埋め込まれることから土壌汚染防止のためにメッキがされていない真鍮の地肌剥き出しとなっている。(床下給水和風便器の場合、スパッドに結合される給水管もメッキされていない銅管や黄銅管が使用される)
さらに最近では合成樹脂製のスパッドも発売されておりユニットバス内に併設されたトイレ等、多湿な環境による、結露による錆びによる腐食対策を求めるトイレに使用される。
スパッドのパッキン類は合成ゴム製が多く、以前の製品では牛革を使用した皮革製のパッキンも存在していた。
スリップワッシャはABS樹脂製となっている。
