ゾルファガール
イランが開発した主力戦車
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ゾルファガール[1](ペルシア語:ذوالفقار[2], [zuːl.fæ.ʁɒːɹ][3]、英字表記例:Zolfaghar[4])は、イランが開発・製造し、イラン陸軍が運用する主力戦車である。情報がほとんど公開されておらず、現在でも詳細な性能が不明な謎の戦車である。
全長
約7 m
車体長
9.20m
全幅
3.6 m
全高
2.5 m
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| 性能諸元 | |
|---|---|
| 全長 | 約7 m |
| 車体長 | 9.20m |
| 全幅 | 3.6 m |
| 全高 | 2.5 m |
| 重量 |
40t(ゾルファガール1) 52 t(ゾルファガール3) |
| 懸架方式 | トーションバー |
| 速度 | 70 km/h |
| 行動距離 | 450km |
| 主砲 | 2A46 125mm滑腔砲 |
| 副武装 |
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| 装甲 | 複合装甲 |
| エンジン |
コンチネンタル AVDS-1790-2 4ストロークV型12気筒ターボ・ディーゼル(ゾルファガール1) V型12気筒ディーゼルエンジン(ゾルファガール3) 750hp(ゾルファガール1) 1000hp(ゾルファガール3) |
| 乗員 | 3 名 |
名称のゾルファガールは、イスラム教シーア派の初代イマームであるアリー・イブン・アビー=ターリブが使ったという剣「ズルフィカール」(ないしはズルファカール)のペルシア語発音に因む。日本では英字表記の英語読み経由でカタカナ化されたと思われるズルフィクァと表記されることがある[5]。
開発
車体
車体は特に前部のライトの配置などがM60にかなり類似している。転輪やキャタピラもM48やM60に類似するが、補助転輪は5つに増加している。
砲塔はM1エイブラムスに類似した独自の溶接砲塔であり、高さが極めて低く暴露面積の減少に貢献している。
装甲についても不明だが、爆発反応装甲を装備していないことから、複合装甲の可能性もある。
エンジンは不明だが、排気口が車体後部に見えることから、エンジンは1,000hp級のディーゼルエンジンと考えられている。最高速度はイラン・イスラム共和国軍によると70 km/hと発表されている。
車内
照準器は光学式照準器が主力である。砲弾は手動装填で、薬室は隔壁化せずに砲塔バスルの弾薬架とバスケット床上に配置、 バッテリーも剥き出しの状態で操縦手席の直下に配置され、第二世代主力戦車的なレイアウトであることが確認できる[6]。
兵装
運用
バリエーション
- ゾルファガール1
- 2003年のイラン・イラク戦争開戦23周年記念パレードで公開された基本型。対空機銃は装備されていないが、銃架を装備しているため、通常時は対空機銃を装備していると考えられる。2001年まで製造されていたという。
- ゾルファガール2
- 砲塔側面をチーフテンのように拡大。ゾルファガール3のテストベッド車両と言われている。
- ゾルファガール3
- ゾルファガール1を基にサイドスカートを装備した改良型。転輪が片側7個に増え、主砲防盾上に遠隔操作機銃を追加、ライトをフェンダー上部に移動、右側キューポラにMG3A1機関銃を装備している。また発煙弾発射機をチーフテンやM60A1に搭載されているものに変更されている。
- スーダン陸軍のゾルファガール
- 近年軍事パレードに登場したタイプで、96式や99式戦車と同様のゴム製サイドスカートを装備。