セレナード (ブラームス)
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編成(管弦楽版)
最初のセレナードは1857年、デトモルトへ来て間もない時期に着手された。最初に書かれたのは、現行の第1・第3・第6楽章となる3つの楽章であったが、このときの編成は4つの弦楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス各1)、フルート、2本のクラリネット、ファゴット、ホルンという室内楽編成であった。翌1858年にこの編成で2つのスケルツォとメヌエットを追加して6楽章とした。この年から1859年にかけて、この版が私的な形で友人のオットー・グリムやヨーゼフ・ヨアヒムらによって、あるいはデトモルトのリッペ侯邸で演奏された。
ブラームスは1860年にデトモルトの職を辞してハンブルクへ移ったが、この時期にこの曲を管弦楽編成に編曲した。この版での初演は、ハノーファー国王ゲオルク5世の求めに応えて、同年3月3日にハノーファーの宮廷劇場においてヨアヒムの指揮で行われた。
出版は1860年に総譜と四手ピアノ用編曲版が、翌1861年にパート譜が、ともにブライトコプフ・ウント・ヘルテルから行われた。なお、管弦楽版の完成後に室内楽版の総譜とパート譜は破棄されている。
ホルヘ・ロッター(Jorge Rotter)やアラン・ブーステッド(Alan Boustead)が、それぞれオリジナルの九重奏版の復元楽譜を書いていて、それに基づく演奏も行われている。ホルヘ・ロッターのものは、ポケット版総譜も出版されている。
フルート2、オーボエ2、クラリネット2、ファゴット2、ホルン4、トランペット2、ティンパニ、弦楽合奏
演奏時間
全曲で約50分(全ての繰り返しを含む)。繰り返しを省略すると約35分。
構成

上述のように6楽章からなる。

