タタ基礎研究所
インド・ムンバイに所在する研究機関
From Wikipedia, the free encyclopedia
タタ基礎研究所(英: Tata Institute of Fundamental Research、略称:TIFR)は、インド・ムンバイに本部を置く公立大学(Deemed University(みなし大学))および基礎科学研究機関である。1945年に物理学者ホーミ・J・バーバーの構想に基づき、J・R・D・タタおよびサー・ドラブジー・タタ・トラストの支援を受けて設立された。現在はインド政府原子力省の所管機関であり、数学、自然科学、生物科学、理論計算機科学を中心とした基礎研究を行っている。
| Tata Institute of Fundamental Research | |
|
タタ基礎研究所本館(ムンバイ・コラバ) | |
| 別名 | TIFR |
|---|---|
| 種別 | 公立大学(みなし大学) |
| 設立年 | 1945年6月1日 |
| 創立者 | ホーミ・J・バーバー |
| 上位機関 | インド政府原子力省 |
| 校長 | Jayaram N. Chengalur |
教員数 | 696 |
| 所在地 |
ムンバイ 北緯18度54分25秒 東経72度48分18秒 |
| キャンパス | タタ基礎研究所本部キャンパス |
| 研究分野 | 基礎科学 |
| 公式サイト |
www |
| 国立電波天体物理学センター、国立生物科学センター、国立理論科学センター、ホーミ・バーバー科学教育センターを擁する。 | |
概要
沿革
1944年、物理学者ホーミ・J・バーバーは、インドにおける高度な科学研究機関の設立を提唱し、サー・ドラブジ・タタ・トラストに対して財政支援を要請した。J・R・D・タタの支援を受けて1945年6月1日にタタ基礎研究所が設立され、バーバーが初代所長に就任した。
研究所は当初、インド理科大学院(Indian Institute of Science)内で活動を開始したが、その後ムンバイへ移転した。現在のコラバ・キャンパスは建築家ヘルムート・バルチュの設計により建設され、1962年に首相ジャワハルラール・ネルーによって開所された。
研究分野
研究は次の4部門を中心に行われている。
- 数学
- 自然科学
- 技術・計算機科学
- 生物科学
物理学、化学、生物学、数学、天文学、計算機科学など幅広い基礎科学分野を対象としている。
主な業績
- 1949年、インド科学産業研究会議(CSIR)から原子力研究の中核機関に指定され、インドの原子力研究体制の形成に重要な役割を果たした。
- 1957年、インド初の国産デジタルコンピュータ「TIFRAC」を開発した。
- 電波天文学研究を推進し、後に世界最大級の低周波電波望遠鏡である巨大メートル波電波望遠鏡(GMRT)の建設につながる研究基盤を築いた。
関連施設
- ホーミ・バーバー科学教育センター
- 国立理論科学センター(ICTS)
- 国立生物科学センター(NCBS)
- 国立電波天体物理学センター(NCRA)
- TIFRハイデラバード
関連項目
- ホーミ・J・バーバー
- J・R・D・タタ
- タタ・トラスト
- タタ・グループ
- 巨大メートル波電波望遠鏡
- TIFRAC

