チェコ語の動詞
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不定詞は-tの語尾(あるいは-ti)をとる。単語によっては-ct(-ci)になる。
být - …である、 jít - 行く、 péct - 焼く
やや旧い形:
býti - …である、 jíti - 行く、péci - 焼く
分詞
l分詞と受動分詞の二種類があり、過去形、受動形を作るのに用いられる。その場合主格の名詞と性・数による呼応を行う。
l分詞
過去形、条件法にl分詞(エルぶんし)という分詞を用いる。
| 単数 | 複数 | ||||
| 男性 | 女性 | 中性 | 男性 活動体 |
男性 不活動体 & 女性 |
中性 |
|---|---|---|---|---|---|
| byl dělal |
byla dělala |
bylo dělalo |
byli dělali |
byly dělaly |
byla dělala |
受動分詞
n/t分詞ともいい受動形を作るのに用いる。語尾は二種ある。
| 単数 | 複数 | ||||
| 男性 | 女性 | 中性 | 男性 活動体 |
男性 不活動体 女性 |
中性 |
|---|---|---|---|---|---|
| bit dělán |
bita dělána |
bito děláno |
biti děláni |
bity dělány |
bita dělána |
同時形
同時形(přechodník,transgressive)は動詞の形の一種で、動作の同時、連続を表す。現在は古風とみなされており文芸や成句にみられるのみであるが、 20世紀初頭まで多く用いられヤロスラフ・ハシェク(Jaroslav Hašek)の小説「兵士シュヴェイクの冒険」(Osudy dobrého vojáka Švejka za světové války,The Good Soldier Švejk)にもよく見られる。チェコ語では現在形と過去形がある
例:
Usednuvši u okna, začala plakat.(窓辺に座ると泣き出した。) — 過去
Děti, vidíce babičku, vyběhly ven.(子供は婆やを目にして走りだした。) — 現在
動詞の体
時制
現在形
| 人称 | 単数 | 複数 |
|---|---|---|
| 1. | -m/-i/-u | -me |
| 2. | -š | -te |
| 3. | -á/-í/-e | -ají/-(ej)í/-ou |
現在形によって動詞は五種類に分かれる。
過去形
過去形はl分詞とbýt(ある)の現在形を組み合わせる。三人称ではbýtが省略される。以下はDělat(する)を用いた男性形(複数は活動体)の例である。
| 人称 | 単数 | 複数 |
|---|---|---|
| 1. | dělal jsem | dělali jsme |
| 2. | dělal jsi | dělali jste |
| 3. | dělal | dělali |
未来形
不完了体の動詞では未来形はbýt(ある)の未来形と不定詞を組み合わせる。以下はDělat(する)の例である。
| 人称 | 単数 | 複数 |
|---|---|---|
| 1. | budu dělat | budeme dělat |
| 2. | budeš dělat | budete dělat |
| 3. | bude dělat | budou dělat |
未来形で推測(…だろう)も表す。být自体はbýtによる迂言形を取らずに未来形を用いる。運動を表す動詞には接辞po-/pů-をつけた形が将来の意味をもつことがある。(půjdu、ponesu、povezu)
完了体の動詞ではbýtによる未来形はなく現在形を用いる。
budeme dělat…しましょう
uděláme …しましょう
命令法
命令法は二人称形と一人称複数形のみがある。二人称単数では動詞の種類によってゼロ語尾か-i/-ejをとる。二人称複数では-te/-ete/-ejte、一人称複数では-me/-eme/-ejmeをとる。
例:
buď! buďte!(…であれ) buďme!(…であれ)
spi! spěte!(寝よ) spěme!(寝よう)
dělej! dělejte!(せよ) dělejme!(しょう)
条件形
l分詞とbýt(ある)の特殊な形で条件形を作る。以下現在男性形(複数は活動体)の例である:
| 人称 | 単数 | 複数 |
|---|---|---|
| 1. | dělal bych | dělali bychom |
| 2. | dělal bys | dělali byste |
| 3. | dělal by | dělali by |
dělal bych - したろう
過去条件形もあるが、通常は現在条件形で代用される。
| 人称 | 単数 | 複数 |
|---|---|---|
| 1. | byl bych dělal | byli bychom dělali |
| 2. | byl bys dělal | byli byste dělali |
| 3. | byl by dělal | byli by dělali |
byl bych dělal - したろう
aby,kdyby(…ならば)のbyの部分はbýtに由来するためbyの部分が活用する。
Kdybych nepracoval, nedostal bych výplatu. 私は働かないならば稼ぎを得ない。
受動形
受動を表すには二種類ある。
1. být(ある)と受動分詞による迂言形:
Město bylo založeno ve 14. století. 町は14世紀に建った(作られた)。
2. seを用いる再帰形:
Ono se neudělalo. しなかった
To se vyrábí v Číně. 中国でできた(作られた)
ただし再帰形は受動のみを表すわけではない。
再帰形
再帰代名詞se,siを動詞とともに用いると他動詞が自動詞のような意味になる。
posadit se - 座る
myslet si - 考える