チルネコ・デル・エトナ
From Wikipedia, the free encyclopedia
約3000年前(紀元前1000年ごろ)にフェニキア人によりシチリア島に持ち込まれた、古代エジプト原産のチズムという超古代犬種が先祖である。このチズムが原産地に定住し、適応して進化したのがチルネコ・デル・エトナである。尚、本種のようにチズムを先祖とする犬種は10種類以上あり、ほぼ全てがフェニキア人によって原産地へもたらされたものから誕生している。
主にウサギやキジ、ヤマウズラを狩るのに使われた。グレイハウンド系の犬種でありながら体が小さく小回りが利き、起伏の激しい原産地でも駆け回ることができた。
1900年代には頭数が減り、絶滅の危機に陥ったが、シチリアの名犬種を絶滅させまいとした島民による島を上げての大々的な保護活動により、絶滅を回避することに成功した。
その後1952年にFCIに公認犬種として登録され、世界的に知られるようになった。現在は原産地シチリアだけでなく、ヨーロッパ各国でも飼育が行われるようになった。しかし、原産地以外では、姿は似るがデル・エトナよりサイズの大きいマルタ原産のファラオ・ハウンドのほうが人気であり、あまり多くは飼育されていない。
