ティーターン
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概説
狭義には、 ヘーシオドスの『神統記』に伝えられている、ウーラノスとガイアの間に生まれた12柱の神々の兄弟姉妹を指す[1]。クロノスはその末弟。これにディオーネーを加える場合もある。
- オーケアノス…海(大洋)の神、テーテュースの夫
- コイオス…ポイベーの夫、女神レートー・アステリアーの父
- クレイオス…星の神アストライオス・ペルセース・パラースの父
- ヒュペリーオーン…テイアーの夫、太陽神ヘリオス・月女神セレーネー・曙の女神エーオースの父
- イーアペトス…巨神アトラース・メノイティオス・プロメーテウス・エピメーテウスの父
- クロノス…農耕の神、ティターン神族の長、レアーの夫、ヘスティアー・デーメーテール・ヘーラー・ハーデース・ポセイドン・ゼウスの父であり先代の神々の王
- テイアー…輝きの女神、ヒュペリーオーンの妻、太陽神ヘリオス・月女神セレーネー・曙の女神エーオースの母
- レアー…大地の女神、クロノスの妻、ヘスティア・デーメーテール・ヘーラー・ハーデース・ポセイドン・ゼウスの母
- テミス…法と掟の女神、ゼウスの2人目の妻、ホーラー三女神・モイライ三女神の母
- ムネーモシュネー…記憶の女神、ゼウスの妻、ムーサ9柱の母
- ポイベー…光明の女神、コイオスの妻、女神レートー・星の女神アステリアーの母
- テーテュース…オーケアノスの妻

広義には、ヘーリオスやセレーネー、プロメーテウスなど狭義のティーターンの子孫(特にゼウスに与しない神々)も、ティーターンと呼ばれる事がある。
ゼウスが父クロノスに戦いを挑んだ時、ティーターンたちの多くもクロノス側につき、10年にわたる大戦争となった。この戦争をティーターノマキアーという。
ちなみにティーターンはバルカン半島においてゼウス信仰が確立する以前の、古い時代の自然神と思われる(ゼウスはインド・ヨーロッパ語族共通の天空神に由来する)。地底に封じ込められており、彼らが時々暴れると地震がおきると信じられていた。
ティーターンに由来する命名の例
→「タイタン」も参照