テレハンドラー

From Wikipedia, the free encyclopedia

テレハンドラー

テレハンドラー(telehandler)、またはテレスコピック・ハンドラー(telescopic handler)とは、農業や産業分野で幅広く使われる荷役車両の一種である。

これは外観と機能においてフォークリフトと同様であり、移動式クレーンのような一本の伸縮式ブームを中央に備え、車両の前方や上方にブームを伸ばすことが出来る。日本ではJIS D 6201:2017のフォークリフトトラックの定義中の「フォークなどを上下させるマストを備えた」に該当しないので、法的にフォークリフト扱いされない。ブームの先端にはバケットやパレットフォーク、堆肥グラップル、リフトテーブル等を取りつけることが出来る。最近のテレハンドラーは四輪操舵を備え、逆位相に操舵して小回りしたり、同位相でいわゆるカニ走りを行うことが出来る。

歴史

テレハンドラーの草分けとなったのは、イギリス南部サリー州の町ホーレイにあるMatbro社で、オフロードを走行する中折式林業用フォークリフトがテレハンドラーの元になっている。最初、同社はTeleram40型で中折れ式車両の前部中央に伸縮式のブームを、後部に運転席を配置していたが、その後リジット式シャーシの後部にブームを配置して運転席をその横に配置した方式が一般的になった。

用途

テレハンドラーの最も一般的なアタッチメントはパレットフォークであり、従来のフォークリフトでは届かない場所での荷役作業に使われる。例えば、テレハンドラーはパレットに積まれた荷物をトラックから降ろし、そのまま屋根や高い場所にパレットを置くことが出来る。クレーンを使う作業方法よりもテレハンドラーを使ったほうが、より効率的な場合がある。

農業での用途は、畜産分野では牧草やサイレージ、堆肥等の荷役作業、特にそれらを高く積み上げる必要がある場合に、畑作では畑から作物を搬出してトラックに積みこむための不整地を走行できるフォークリフト代りとして主に利用される。

安全性

関連項目

外部リンク

Related Articles

Wikiwand AI