テンサイ根腐病

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テンサイ根腐病(てんさいねぐされびょう、: Root rot of sugar beet)とは、担子菌のツノタンシキン目に属するThanatephorus cucumeris(不完全世代、Rhizoctonia solani )によって根部または葉柄基部が腐敗するテンサイの病害。同じ菌により葉が腐敗する病害をテンサイ葉腐病(てんさいはぐされびょう、英: Leaf rot of sugar beet)と呼ぶ。世界各地のテンサイ栽培地域で発生がみられる重要病害で、年により激発する。

根腐病

テンサイ根腐病の根部の病徴
テンサイ根腐病の地上部の病徴

最初、1本~数本の葉柄の基部に黒褐色の病斑が形成される。続いて株全体の葉柄に病斑が拡大し、葉がしおれて倒伏、枯死する。葉柄から根冠部、さらに地下の根部へと感染、発病することが多い。後期症状では、地下部の病斑が黒褐色の乾腐症状を示し、表面から亀裂を生じて腐敗する。早期発病株を中心にスポット状に発生し、畝方向に蔓延する。

葉腐病

最初、病原菌の担子胞子が中位葉や新葉に感染し、直径1mm程度の円形で退緑した病斑が現れる (一次病斑)。進行すると、一次病斑から菌糸が伸び、周辺に不整形で直径数mm程度の濃褐色の病斑 (二次病斑) を形成する。重症になると、二次病斑が融合して葉全体に広がり、時には病斑部が破れて穴があく。葉柄に発病した場合には病斑部から折れ、上部は枯死することもある。

病原菌

発病条件

防除薬剤

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