ディレッタンティ協会

From Wikipedia, the free encyclopedia

ディレッタンティ協会(でぃれったんてぃきょうかい、またはディレッタント協会Society of Dilettanti or Dilettante Society)は、古代ギリシアやローマ美術の研究、およびその様式による新しい作品制作のスポンサーとなったイギリス貴族ジェントルマンたちの協会。

1734年グランドツアー経験者のグループによって、ロンドンのダイニング・クラブ(en:Dining club)として結成された。

ディレッタンティ協会を最初にリードしたのはフランシス・ダッシュウッド(en:Francis Dashwood, 15th Baron le Despencer, 1708年 - 1781年)で、メンバーの中には数人の公爵もいた。後には、画家ジョシュア・レノルズ(1723年 - 1792年)、俳優デイヴィッド・ギャリック(1717年 - 1779年)、作家ユーヴディル・プライス(en:Uvedale Price, 1747年 - 1829年)、学者リチャード・ペイン・ナイト(en:Richard Payne Knight, 1750年 - 1824年)なども参加した。

メンバーが毎年、たとえば結婚式などで棚ぼた的に得た収入の4%を出し合うというシステムで、協会は急速に資金と影響力を増していった。

1740年代からはイタリア・オペラを後援し、1750年代からはロイヤル・アカデミー設立の原動力となった。そのうえ、グランドツアーを続ける若者たちへの奨学金や、リチャード・チャンドラー(en:Richard Chandler, 1738年 - 1810年)、ウィリアム・パース、ニコラス・リヴェット(en:Nicholas Revett, 1720年 - 1804年)らの考古学旅行ならびに、イギリス新古典主義に大きな影響を及ぼすことになる『Ionian Antiquities』を彼らが出版する際に資金を提供した。


その他の著名なメンバー

関連用語

参考文献

読書案内

Related Articles

Wikiwand AI