ディーワーン
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ムガル帝国及びムガル朝継承国家では財務大臣(あるいは長官)を意味した。ムガル帝国ではディーワーンは財務大臣(財務長官)、あるいは州の太守のもとに属する州財務長官を意味した。地方のディーワーンは徴税・支出の権利のみならず、民事・刑事の司法権と行使した。
1765年8月、イギリス東インド会社はブクサールの戦いの講和条約アラーハーバード条約により、ベンガル・ビハール・オリッサの3州のディーワーニーを獲得した。ディーワーニーはムガル帝国の州財務長官(ディーワーン)の権利であり、これを得たことでイギリスは形式的にはムガル帝国の家臣としてこの3州の州財務長官となった。
だが、イギリスはこれを拡大解釈し、この3州では行政権まで行使するようになり、事実上この地域を領有するに至った。
参考文献
- 「ディーワーン」国際大百科事典
- 小谷汪之 編『世界歴史大系 南アジア史2―中世・近世―』山川出版社、2007年8月。ISBN 978-4-634-46209-0。
- 「最新世界史図説タペストリー」(二十二訂版)帝国書院 2024年2月。ISBN 978-4-8071-6681-7