デロリンマン
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1969年から1970年に週刊少年ジャンプにて連載、リメイク版と区別するため『元祖デロリンマン』とも呼ばれる。1975年から1976年には週刊少年マガジンにてリメイク版として再連載された。不可思議な主人公にしたドタバタギャグ漫画の形をとりながら、正義とは何かと言う事を問いかけて来る作品である。
終盤の展開はジャンプ版(通称「黒船編」)とマガジン版では大きく異なる(「ストーリー」の節を参照)。なお「黒船編」には宇宙人や巨大ロボット「ザ・ムーン」が登場するなどSF的な味付けがなされ、ストーリー展開も秋山が後に描いた『ザ・ムーン』の最終話と似ている。(ロボット「ザ・ムーン」のデザインは『ザ・ムーン』に出てくる同名ロボとは異なる)。
「黒船編」はジャンプでの連載後、長らく単行本化されたことがなかったが、その理由は「原稿紛失説」や、(リメイクして)『ザ・ムーン』を描いたので「あえて封印した」など諸説ある。
2017年6月には復刊ドットコム社より初めて「黒船編」を収録された単行本「デロリンマン 1970・黒船編」が発刊されるが、この本では「原稿紛失のため印刷物からのレストア(修復)によって復刻した」とあり、「原稿紛失説」に信憑性を与える文章が記載されている。
登場するキャラクター「オロカメン」は、『ザ・ムーン』においてもバイクに乗った「連合正義軍」の若者たちに彼と同じ仮面を被せたり、「マンガ中国入門 やっかいな隣人の研究」では中国の「チベット侵攻」について熱く語っていた。また、ロックバンド筋肉少女帯の1991年7月5日発売のシングル「踊るダメ人間」と同年7月21日発売のアルバム『断罪!断罪!また断罪!!』のジャケットに使用されている。
2002年には実業之日本社より刊行されたコミック雑誌『コミック伝説マガジン』に再リメイク版が全3回連載された。(これは前述した復刊ドットコム版「黒船編」単行本に収録)