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母語

話者が幼少期に自然に習得する最初の言語、および第一言語 From Wikipedia, the free encyclopedia

母語(ぼご、: mother tongue: native language[1])とは、幼児期に周囲が話すのを聞いて自然に覚え使えるようになった(最初の)言語[1]

母語第一言語(だいいちげんご)、母国語は、しばしば同じ言語であるため本記事でも扱う。しかし、母語として複数の言語を自然に習得し、最初に習得した言語が明確でない場合、どれを第一言語とするかは決定しがたく、また幼少期を母国の外で過ごすなどし、母国語に先んじて他の言語を自然に習得した場合、母語と母国語は異なる。

概説

幼少期から周囲が話しているのを聞いて模倣したり、周囲の反応を真似しているうちに、自然に話せるようになった言語のことである。

母語は母国語とは別の概念である。

ある言語を母語として話す者を「母語話者」あるいは「ネイティブスピーカー」という。

幼少期から自然に話せる言語を複数もつ場合もある。

母語が複数になる場合

母語が複数になる場合がある。

一番多いパターンは、両親の母語が異なる場合である。父親が英語を母語とし、母親がスペイン語を母語としている家庭では、その子供にとって母語は英語とスペイン語の2つであり、いわゆるバイリンガル(多言語話者)となる。

2つ母語がある場合でも、通常、どちらも同じ水準で話せるわけではない。一番得意な言語を第一言語と言う。

日本人にとっての母語と母国語

母語は「幼少期より自然に使っている言語」であり、一方母国語のほうは「母国の国家語」である。

日本で生まれ育った日本人では、ほとんどの場合、母語が母国語と一致しており、これは世界的には比較的珍しい。

日系ブラジル人1世にとっては母語は日本語であるが、2世の場合は母語が日本語とブラジルポルトガル語の2言語状態になる場合が多い。どちらが第一言語かは、家庭環境や、年齢にもよる。3世以降はほぼブラジルポルトガル語になっていることが多い。

在日韓国・朝鮮人の多くは日本語を母語としているが、母国語ではない[2]

呼称の置き換えの試み

「母語」という表現をジェンダー論的に批判し、「母」を別の言葉、例えば「親」に置き換えて、「親語」などとすべきだとする主張もある[3]が、普及・定着には至っていない。

言語学においては、他の言語の習得によって相対化された母語を捉えて「継承語英語版」という表現を用いることがある[4]

出典・脚注

参考文献

関連項目

外部リンク

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