ネネツ・ハーディング・ライカ
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生い立ちはよく分かっていないが、サモエドと親せき関係にある犬種である。ネネツ族によってのみ飼われ、トナカイを管理したり家の番をしたり、ソリを引いたり猟犬としてアザラシなどを狩ったりする万能なライカ犬種である。サモエドももとはサモエド族によってトナカイの管理に使われていたが、2種の待遇はかつて天と地であったと言われている。サモエドはサモエド族に家族として大切に扱われて夜は主人のベッドで寝る事がほとんどであったが、ネネツはその万能な能力を持っているにもかかわらず賤しい家畜として扱われ、夜も玄関までしか入る事を許されていないという。そのため、専ら便利な「作業道具」としてのみ使われていたため、サモエドと違ってFCIには公認されていない犬種である。近年はだいぶ厳しい待遇が改善され、道具ではなく命を持った友として大切に扱われるようになってきている。海外には輸出されていないが、ロシア国内では珍犬種のペットとして珍重されている。