ノールカップ
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概要
高さ307 mの断崖で、位置は北緯71度10分21秒、東経25度47分40秒で、北極点からは2,102.3 kmである。ノールカップは大西洋の一部であるノルウェー海と北極海の一部であるバレンツ海との境界にあたる。
よくヨーロッパ最北の地とされるが、マーゲロイ島最北の場所はノールカップより約1.5 km北のクニフシェロッデンである。また、島を含めないヨーロッパ本土の最北の地点は、北緯71度8分2秒のノールキン岬である。
この岬は1533年にイギリスの探検家リチャード・チャンセラーが北東航路を探しているときにNorth Capeと命名された。ノルウェー語のNordkappはこれを訳したものであり、日本でも意訳して北岬と呼ばれることがある。その後、多くの探検家たちが、ノールカップの断崖を登った。1943年にはこの岬の沖の北極海で北岬沖海戦が戦われた。
この岬に通じる道路が開通したのは1956年であった。今日ではノールカップは観光地として知られている。
欧州全域にわたる自転車道路網であるユーロヴェロの大西洋岸ルート(EV1)は、ノールカップを起点に終点のポルトガル南部のサグレスまで大西洋岸に沿って欧州を縦断しており、その総延長は8,186 kmに及ぶ。
