ハンブルク近郊のシュテリンゲンに生まれる。祖父と父はともに職人だった。高等学校在学中から創作活動に熱中し、第1次世界大戦に反対して亡命しつつ戯曲を執筆する。このときの作品『牧師エフライム・マグヌス』は出版され、1920年にクライスト賞を受賞した。
帰国後は宗教結社ウグリノの結成にたずさわり、ヨーロッパ各地のオルガンの修復作業にあたる。ナチス・ドイツの政権が誕生した1933年からはボーンホルム島へ亡命し、長篇小説3部作『岸辺なき流れ』の執筆をはじめる。第2次世界大戦後は、反戦活動として原水爆禁止運動などに参加する一方、過去の作曲家の楽譜の復元を行ない、晩年をハンブルクですごした。