ある時間に対して、コード(和音)とスケール(音階)を組にして対応させる、というアヴェイラブル・ノート・スケールの概念が基本である。
コードの配列は原則として機能和声と代理和音の原理に従う。スケールはそれぞれのコードに対応していくつかの選択肢があり、演奏に際してはその中からどれかひとつを選択することになる。同じコードが鳴っている間は、ここで選択したスケールに基づいてメロディが演奏される。
たとえば、C F G7 Cというコード進行が与えられたとき、これにそれぞれスケールを対応させる一例として、
などがある。
スケールの構成音には、以下の3種類の音があるとされる。
- コード・ノート
- コード・ノートとは、対応させられたコードに含まれている音である。これらの音は自由に使用することができる。通常は、和音の根音、第3音、第5音と、第6音または第7音である。
- たとえば、C6のコードとC major scaleにおいては、C, E, G, Aの音がコード・ノートとされる。
- テンション
- コード・ノートには含まれていないが、メロディの演奏の際にはコード・ノートと同じく頻繁に使用される音である。通常は、スケールの2度、4度、6度、7度であり、それぞれ9th, 11th, 13th, 7thと呼ばれる。
- たとえば、C6のコードとC major scaleにおいては、D, Bの音がテンションとされる。
- アヴォイド・ノート
- スケールには含まれているが、コードのサウンドを混乱させる恐れがあるため、使用することは極力避けるべきとされる。短い音価でのみ使用を許されている音である。
- たとえば、C6のコードとC major scaleにおいては、Fの音がアヴォイド・ノートとされる。
以上まとめると、Cメジャースケールについては以下のように定められている。
| C |
D |
E |
F |
G |
A |
B |
| コード |
テンション 9th |
コード |
アヴォイド |
コード |
コード |
テンション 7th |