バーリントン・ノーザン鉄道
From Wikipedia, the free encyclopedia
BNは、1970年3月2日にグレート・ノーザン鉄道(GN)、ノーザン・パシフィック鉄道(NP)、シカゴ・バーリントン・アンド・クインシー鉄道(CB&Q)、スポケーン・ポートランド・アンド・シアトル鉄道(SP&S)の4つの鉄道会社が合併して誕生した。この合併は、GNやNPの経営に携わったジェームズ・ジェローム・ヒルが企図して以来、四度目にしてようやくまとまったものであった。とはいえ、既にこの4社は長年に渡りミネソタ州セントポールの同じビルに本社を置いていた。
1980年11月21日、セント・ルイス・サンフランシスコ鉄道(SLSF)を吸収。翌年、親会社であるバーリントン・ノーザン・インク本社はワシントン州シアトルに移転した。1988年には、鉄道事業以外をバーリントン・リソースとして分社し、テキサス州フォートワースに移転した。
1996年12月31日、BNはアッチソン・トピカ・アンド・サンタフェ鉄道(ATSF)と合併してバーリントン・ノーザン・アンド・サンタフェ鉄道(BNSF)になり、現在に至っている。
ルート
BNの路線は、アメリカ西部においては最北端を行くルートであった。イリノイ州シカゴを起点とし、まずは北西に向かってウイスコンシン州ラクロス、ミネソタ州ミネアポリス、同セントポールを経てノースダコタ州グランドフォークスに向かう。そこからほぼ真西へと進路を変え、モンタナ州、アイダホ州を通り、ワシントン州スポーケンに至る。
スポーケンからはルートが3つに分かれる。ひとつは元GNのルートで、西のワナッチーに向かい、カスケード山脈を新カスケードトンネルで抜け、エバレットを駆け下り、ピュージェット湾(Puget Sound)に至るルートである。
もうひとつは元NPのルートで、コロンビア川沿いのリッチランド、パスコ、ケネウィックといったトリシティズまで南西に向かい、そこから北西に進路を変えてヤキマへ、そしてカスケード山脈をスタンピードトンネルで抜け、グリーン・リバー・バレー沿いを下り、オーバーンを目指すルートである。オーバーンでは、オレゴン州ポートランドとカナダのブリティッシュ・コロンビア州とを結ぶ路線と接続している。
最後のひとつは旧SP&のルートで、リッチランド付近までは南西に向かい、そこからはコロンビア川の北岸を通ってバンクーバーに至るルートである。
SLSFの吸収により、BNの路線はアメリカ中南部から南東部へのルートも含まれることになった。


