パペラキュウ

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パペラキュウ』は、松永豊和の執筆によるWeb漫画作品。謎の奇病にして伝染病「パペラキュウ」を巡る、マモルとパペラキュウの少年サチオの奇妙な友情を軸にした長編SFミステリー。

2011年8月より月刊連載開始し、2020年9月全110話で完結。

世間を脅かす謎の伝染病、及びその感染者の名称。感染者はほぼ例外なく、

  • 無毛またはそれに近い、異常に膨張した頭部
  • こめかみに生えたのようなハサミ
  • 顎横から生えた
  • 切り落とされ消失した
  • 後頭部の尻状の

などを持っているのが特徴。物語が進むごとに、そのルーツと正体が明らかになっていく。

真正パペラキュウ
感染によるものではなく、純正のウイルスを人為的に植え付けられる、あるいはその直系の遺伝により誕生したパペラキュウであり、仮性との最大の違いは自身が感染源であること。仮性のような定期的な発作に苦しむ描写はなく、頭部以外は心身ともに健常者と変わらない。ただし、真正からの遺伝子を持った出産においては、のちにその過程の異常さが明らかとなる。
 パペラ尿
真正の排泄する尿大便も含めて、健常者がわずかでも摂取すれば感染し(糞尿以外の体液の感染有無は不明)、たちまちに仮性パペラキュウの症状が現れる。ウイルスの一種であり、その生存条件や増殖様式は謎だが、飲料水タンクや沢の水などでどれだけ希釈されても、直飲みの場合のそれとほぼ変わらない恐ろしい感染力の高さを持つ。
 パペラブラッド
真正の血液。作中ケンタが名付けた。健常者がわずか一滴でも摂取すれば、感染を飛び越えて頭部が破裂し吹き飛ぶ。尿も含め、容器などに移してもある程度の保存が可能なようで、その効果も持続する。
 復活の唾液
ハツオが、溺死した座備江瑠一郎に施した人工呼吸をきっかけとして発現。口移しによって一旦完全に心肺停止していた者でも蘇生させる。偶然それを目にした座備江家により、蟹(神)の与える奇跡として神格化されるが…
仮性パペラキュウ
上述のように真正の糞尿あるいはそれに汚染された液体を、経口摂取や血管への直接注入で取り込むことで感染した後天性パペラキュウ。摂取からわずか数秒から数分で頭部が膨れ上がり、三半規管蝸牛からそれぞれ変化した手(ハサミ)足が側頭部を突き破って飛び出す。ハサミが宿主の両耳を切り落としたのち、既存の頭髪を刈りつくす。以後は30分おきに30分間、同様の発作が永続的に現れ、やがてその苦痛から廃人同然となる。

上述の通り、手足は寄生生物の類ではなく宿主自身の感覚器官が変化しその一部が露出したもので、平衡感覚聴覚を失わずに手足を取り除く方法は無く、根治療法も存在しない。

パペラナオール
孤島のパペラキュウ療養所「ふくろう園」園長宗方により秘密裏に開発された仮性パペラキュウ治療薬。定期発作を完全に抑え、廃人同然の精神状態もほぼ正常にまで戻し、その効果は24時間持続する。成分や製造方法は現在のところ不明。
  副作用
パペラ感染していない健常者が投与された場合、たちまちに体は筋骨隆々、獰猛な野獣のような狂人へと変身する。周囲の人間への殺人衝動のみで行動し、その対象も変身前の敵味方とは関わりなく、完全な無差別。至近距離で連射された銃弾を躱す驚異的な動体視力反射神経輸送コンテナを素手で変形させる程の怪力や常人を遥かに超える跳躍力を持ち、痛覚も麻痺しているのか手や顎など体の一部が吹き飛んでもものともしない。暴走状態が時間的にどこまで持続するものであるのか、また元に戻る方法があるのかは不明。人間離れした強靭な体躯であるものの、致命傷を受けた場合は死亡する。パペラブラッドも有効。

登場人物

公式サイト

外部リンク

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