タイ人の母とベルギー人の父を持つ。本名イヴ・パーンジャルーン(อีฟ ปานเจริญ、Eve Parnjereurn)。
12歳までバンコクで過ごした後、母親と共にオーストラリアに渡る。
オーストラリア滞在中は美術を専攻。タイには無い様々な美術、音楽に触れ、後の彼女のスタイルに大いに影響を与えた。
歌手になることを決意しタイに戻った彼女は、デモテープを持参しGMM GRAMMY社の門を叩く。
そして遂に2002年12月にデビューアルバム「Palmy」をリリース。
保守的なタイ国民にとって、ヒッピー風のファッションで自由をモットーとする歌を高らかに歌い上げる彼女のデビューは衝撃的な事件であった。
アルバムの一曲目「大声で歌いたい」はPalmyの代表曲であり、2002~2003年のタイ音楽シーンを代表する歌でもある。中でも同曲のPVで彼女が踊っている一見奇妙な踊りは特徴的で、ライヴなどでは演奏中にオーディエンスが真似をするのが恒例となっている。
音楽的には、基本的に洋楽の影響が大きいが、タイ語の声調の響きと相まって彼女独自の世界を形成している。
明るい曲調で真価を発揮するタイプのシンガーだが、バラードなどでも実に聴かせる実力派。
ライヴでの歌唱力も本物で、タイでは少ない、コンサートでのリップシンク(口パク)をしないアーティスト。
クランベリーズ、アラニス・モリセットなどの女性アーティストを好む。(過去のインタビューで、男性アーティストには余り魅力を感じない、という趣旨の発言をしている。)
2004年3月に日本デビュー。その3ヶ月後、6月10日には渋谷O-EASTにて初来日公演を果たす。その後も2004年11月13日、2006年11月12日に共に渋谷DuoMusicExchangeにて来日公演を行った。