ヒギエア族で最大の小惑星はヒギエアであり、この族の中では異常に大きい。
残りのものは相対的にヒギエアよりはかなり小さく、ヒギエアの体積のみでこの小惑星群全体の体積の96%程を占める。
続いて大きいのは (333) バーデニア、(538) フリーデリーケであり、両方とも直径70キロメートルを超える。残りのものの大きさは直径が30キロメートル以下のものばかりである。
この小惑星族は、巨大な激突でヒギエアから小さな破片を抉り取って形成されたクレーター型の族と考えられている。
しかし、そうだとすると、母天体を分裂させないで直径70kmのバーデニアやフリーデリーケを割り出すのは難しい。
それらはヒギエアと非常に似たタイプの小惑星であるが、この軌道に紛れ込んだだけの侵入者かもしれない。
この小惑星族はB型小惑星もいくばくか含んでいる。
なおB型で最大のものはフリーデリーケである。
この族は比較的古いのではないかという指摘も多い。