ヒラタグモ科
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ヒラタグモ科に属するものは、三つの爪を持ち、篩板を持たない。全体に扁平な、中型から小型のクモである。
頭胸部はやや幅広く、盛り上がらず、前の端は眼のある部分(眼域)の幅くらい前に突き出るが、眼そのものはより中央近くにあり、互いに寄り合って配置する。眼は8個、4個ずつ前後二列に配置。前中眼はやや離れるが、前中眼と前側眼はほぼ接する。
腹部もやや平らで、特にはっきりした特徴はない。糸疣は三対、間疣はない。特に後疣が長くなり、先端が内側向きに少し曲がる。その間に肛門のある部分(肛丘)が丸く盛り上がり、周囲に多数の毛を持っているのも特徴の一つになっている。
歩脚はやや頑丈で、四脚ともほぼ同じくらいの長さだが、その配置が特異である。おおよそは前二対が前向き、後ろ二対が後ろ向きに、全体としては放射状に伸びる。だが、普通は素直に前を向くか、先端へ向かうに連れて内側に曲がるものが、この科のものでは外側に曲がっている。このような配置を取るのは、他にチリグモ科があるくらいである。
