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ウデフリツノザヤウミウシ

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ウデフリツノザヤウミウシ(学名:Thecacera pacifica)は、フジタウミウシ科のウミウシの一種。インド太平洋に分布し、「ピカチュウウミウシ」の愛称で知られる。

概要 ウデフリツノザヤウミウシ, 分類 ...
ウデフリツノザヤウミウシ
分類
界 : 動物界 Animalia
門 : 軟体動物門 Mollusca
綱 : 腹足綱 Gastropoda
亜綱 : 直腹足亜綱 Orthogastropoda
上目 : 異鰓上目Heterobranchia
目 : 後鰓目 Opisthobranchia
亜目 : 裸鰓亜目 Nudibranchia
上科 : フジタウミウシ上科 Polyceroidea
科 : フジタウミウシ科 Polyceridae
属 : ミズタマウミウシ属 Thecacera
種 : ウデフリツノザヤウミウシ
T. pacifica
学名
Thecacera pacifica (Bergh, 1884)[1][注 1]
シノニム

Ohola pacifica Bergh, 1884[1]
Thecacera inhacae MacNae, 1958[1]

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分布

インド洋と西太平洋[2]およびメキシコ湾[1]に分布している。

形態

体の大部分は橙色だが、触角の根元や背面突起、尾部には青色斑がある[3]。これらの斑は黒で縁取られ[3]、また背面の中央に見える鰓も黒い[4]。

生態

水深10メートル前後の砂底に生息する[3]。藻食性[3]で、雌雄同体[4]である。

分類

原記載
  • 原記載名:Ohola pacifica Bergh, 1884[5]
  • 原記載文献:Verh. Zool.-Bot. Ges. Wien. vol.33, p.136-137.
  • タイプ産地:「Oc. pacif.」(太平洋)
  • 備考:本種の新種記載と同時に本種をタイプ種とする新属 Ohola Bergh, 1884も記載されたが、現在は Thecacera Fleming, 1828の異名とされる。

人との関係

特徴的な外見から、日本のダイバーの間では「ピカチュウウミウシ」や「ピカチュウ」の愛称で親しまれ、ウミウシ観察を目的としたダイビングが普及するきっかけともなった[4]。英語でも Pikachu nudibranch と呼ばれ[6]、この名で検索すれば多くの画像を見ることができる。

脚注

  1. 記載年を1883年とする資料もあるが[2]、記載論文の論題の下に「Vorgelegt in der Versammlung am 7. März 1883(=1883年3月7日の例会にて発表)」とあることによる誤認で、実際に掲載誌が発行されたのはその表紙に「Ausgeben Ende März 1884(=1884年3月末発行)」とあるとおり1884年となる。国際動物命名規約における学名の公表日は、学会等での口頭発表時ではなく、印刷物として出版された日とされるためである。

参考文献

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