1939年7月、ネッド・パインズ・スリリング・パブリケーションズ社(Ned Pines' Thrilling Publications)は、「ブラック・ブック・ディテクティブ(Black Book Detective)」という新しいパルプ・マガジンを発刊した。
メインライターはノーマン・ダニエルズ(G・ウェイマン・ジョーンズという共同ペンネームで執筆)であった。
物語は、謎のクライムファイター(=犯罪者退治専門のヒーロー)・ブラックバットこと元地区検事アンソニー・クイン(Anthony Quinn)の戦いを描くものであった。
他の多くのパルプ小説の登場人物たちと明白に異なるのは、このブラックバットには明確なオリジン・ストーリー(クインがどうして酸を浴びて盲目になったのか、またクライムファイターであるブラックバットになったのかについて)が設定されたことである。
「ブラックバット・ディテクティヴ」誌は1939年7月から1953年の冬まで62号が刊行され、第二次世界大戦を生き延びた数少ないパルプ・マガジンのひとつとなった。
シャドーやドック・サヴェジのような他のパルプヒーローと同様に、このブラックバットはDCコミックスのバットマンに大きな影響を与えた。