を領域とし、
を G 上のベルグマン核とする。接束
上のエルミート計量を、z ∈ G に対し

と定義する。すると接ベクトル
の長さは

によって与えられる。この計量が G 上のベルグマン計量と呼ばれる。
(区分)C1 曲線
の長さは

と計算される。すると2点 p, q ∈ G の距離
は

と定義される。距離 dG はベルグマン距離と呼ばれる。
G が有界領域であればベルグマン計量は実は各点において正定値行列である。より重要なことには、距離 dG は G から別の領域 G′ への双正則写像のもとで不変である。つまり、f: G → G′ が双正則であれば、
が成り立つ。