ホービア m/49
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ホービア m/49の原型は、スウェーデンのハクスバーナ・アームズ・プラントがスウェーデン軍向けに開発した短機関銃である[1]。1944年に10丁の試作銃が製造されてスウェーデン軍のトライアルに提出された[2]。このトライアルではカールグスタフm/45が採用されたが、ハクスバーナの試作銃も次点の成績をあげた[1][2][注釈 1]。
一方、第二次世界大戦で自国軍が壊滅したデンマークでは、戦後に軍の再建と兵器体系の再編を行っており、当時は軍用兵器として必須だった短機関銃の採用もその一環であった[1][3]。しかし、国内の兵器産業にも多大な被害があったため、国内開発ではなくハクスバーナの設計に若干の変更を加えたものをm/49として制式採用し、国営造兵廠であるバーベンアーセナレートでライセンス生産を行うこととした[1][2][3][注釈 2]。
全体的な設計はカールグスタフm/45とよく似ており、オープンボルト・シンプルブローバック方式で動作する、頑丈で単純な構造の短機関銃である[1][2]。どちらも弾倉はフィンランドのスオミ短機関銃のものを使用したが、m/45が40連の箱型弾倉のみを使用したのに対し、m/49では71連のドラム型弾倉も使用できた[3]。ただし、m/49では後により信頼性の高いスウェーデン製の箱型弾倉を使用するようになっている[2]。射撃モードはフルオートのみで、セミオート射撃は行えなかった[1]。
合計で15,750丁が製造され、デンマーク国防軍で1990年代まで使用された[1][2]。その後はディマコ C7自動小銃に置き換えられ、余剰となったm/49はリトアニアに供与された[2]。