ミニサイクル

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婦人用ミニサイクル 20型(1980年代)
ファッションミニサイクル
折り畳み機構付きミニサイクル
22型(23.5型)のミニサイクル 外装5段変速機付き(1970年代)前カゴは後の時代のもので補修されている

ミニサイクルとは、主に大人が乗車する一般用途向け自転車のうち、通常より小さな径の車輪をもつものを指す。日本でいうミニサイクルは、1960年代後半に登場し、それまでの軽快車小径化し女性向けに大幅な改良を施したものであり、一般的な小径車・軽快車のいずれからも独立した形式と言える。

日本工業規格JIS D 9101-1991(自転車用語)では「日常の交通手段に用いる短距離低速走行用の一般用自転車で、高さの調節範囲が、シートポスト100mm以上、ハンドルステム35mm以上、サドル最大高さが750mmを超え1 100mm以下で、車輪の径の呼び24以下のもの」と規定し、同じ用途に使われる軽快車とは車輪径により区別されている。後のシティサイクルの原形の一つであり、近年の市場占有率の縮小にともない、1995年改正以降のJIS D 9111(自転車 - 分類及び諸元)では、車輪径による区別を廃して従来の軽快車と統合され「シティ車」に区分される。

折り畳み機構の有無は問わないが、現在一般的にはこれを備えないものについていう場合が多い。ただし1960年代から1980年代にかけては、折り畳み機構をもつものもミニサイクルと表記するケースが多かった事実に留意しなければならない。これは当時の折り畳み自転車の市場占有率が低かったために、小径の車輪という共通の特徴をもつミニサイクルと同一の枠で扱われたためである。しかし1990年代半ば頃からの折り畳み自転車の流行によってその市場規模が拡大し、軽快車的用途のミニサイクルとは別に扱われることが多くなった。現行のJIS D 9111:2010(自転車 - 分類及び諸元)では、多くの折り畳み自転車は「コンパクト車」に区分される。

なお折り畳み機構をもたない小径車であっても、主としてスポーツ用途が想定されているものについては、ミニサイクルの名を用いることは稀である。

歴史

初期ミニサイクルの特徴

関連項目

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