モナンテス属
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アフリカ北西部の沖に位置するカナリア諸島とサルベージ島の固有種である。モナンテス属は全種がカナリア諸島とサルベージ島にのみ分布するが、島ごとに存在する種に大きく偏りが見られる。分布の中心はテネリフェ島であり、7種がこの島に分布し、うちM.anagensisとM.minimaの2種がこの島のみの固有種として報告されている。東方のフエルテベントゥラ島とランサローテ島はM.laxifloraのみが分布する。エル・イエロ島にはM.muralisのみの分布が報告されている。M.loweiはサルベージ島(カナリア諸島の北)に存在する唯一の種である。M.laxifloraは最も広く分布する種であり、東側の5つの島(エル・イエロ島とラ・パルマ島以外)に分布する。西側の5つの島のうち、M.polyphylla(亜種を含む)は4つの島に分布するが、M.brachycaulos 、M.icterica 、M.muralis とM.pallensは2島にのみ分布している。 さらに、M.brachycaulos、M.laxiflora、M.muralis、M.pallens、M.polyphyllaは分布地域ごとに形態的な違いがあることが報告されている。
特徴
岩の窪みや、湿り気のある崖の斜面に貼りつくように生える。種によってはランナーや側枝によって広がり、マット状に地面を覆う。乾燥によく耐えるが、原産地が一年を通じて気温の変化が少ないため耐寒性、耐暑性に欠け、四季の変化が激しい日本での栽培を難しくしている。ほとんどの種が多年草でM.ictericaのみが一年草であるが、M.ictericaは遺伝的に他の種から大きく離れていることが明らかになっている。Sempervivum属、Greenovia属、Aichryson属、およびAeonium属と近縁であり、花の形状に共通点がある。