ラスト・イグジット (イギリスのバンド)
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元々ニューカッスル・ビッグバンドのメンバーだったベーシストのスティングとキーボード奏者のジェリー・リチャードソンが、ウェザー・リポートやリターン・トゥ・フォーエヴァーなどの現代のジャズアンサンブルの影響を受け、ドラマーのロニー・ピアソン(フェニックス・ジャズメンでもプレイした)、ギタリストのジョン・ヘドリー(後にテリー・エリスに交代)の4人で1974年、ニューカッスルで結成した。バンド名は、ヒューバート・セルビー・ジュニアの小説『ブルックリン最終出口』(原題:Last Exit to Brooklyn)に由来する。
彼らはリターン・トゥ・フォーエヴァーのようなスタイルをコピーし、優れたソロとドライブするビートが売りのバンドで、ニューカッスル界隈では主導的な立場を務めていた。1975年 リチャードソン作曲による「Whispering Voices」というシングルを出し、1976年にはロンドンの Pathway Studios でいくつかのデモテープを録音した。そのデモは、ヴァージン・レコードのリチャード・ブランソンに興味を抱かせたが、彼は音楽出版の社長として、スティングと(だけ)契約した。このことは、メンバーの間に難しい空気を生んだが、ロンドンに拠点を移すことに決め、スティングが先に移住。年末には地元の大学で「お別れコンサート」を行った(このコンサートを偶然スチュワート・コープランドが観たことがポリス結成のきっかけとなった)。
1977年、残りのメンバーもロンドンに移り、いくつかのギグを行ったが、結局ニューカッスルに帰ってしまった。スティングはスチュワート・コープランドとヘンリー(アンリ)・パドゥバーニとともに既に結成していたポリスの活動に専念した。リチャードソンは ビリー・オーシャンのバンドで音楽監督を務めた。
1996年、スティングは6枚目のソロ・アルバム『マーキュリー・フォーリング』のレコーディングに、オルガン奏者としてリチャードソンを招いた。
「I Burn For You」や「Bring on the Night」など、ラスト・イグジットのナンバーのうちいくつかは、ポリスやスティングのソロでレコーディングされている。