ヴォルフラム・フライシュハウアー
From Wikipedia, the free encyclopedia
地元のギムナジウムを卒業したのち、ドイツ、スペイン、フランス、アメリカ合衆国の大学で文学を専攻した。
16世紀末に描かれたとされる「ガブリエル・デストレとその姉妹ビヤール公爵夫人とみなされる肖像」(ルーヴル美術館所蔵)に関する謎をテーマにした歴史ミステリ小説『緋色の線』(未訳 Die Purpurlinie)で1996年にデビュー。1999年発表の第二作『雨の手の女』(未訳 Die Frau mit den Regenhänden)は2000年のドイツ・ミステリ大賞でドイツ語作品部門の第3位となった。
2001年発表の第三作『殺戮のタンゴ』はタンゴをテーマにしたミステリ作品で、ドイツとアルゼンチンが舞台になっている。フライシュハウアーはアルゼンチンの作曲家アストル・ピアソラのファンで、この作品は1998年にアルゼンチンを旅したのをきっかけに構想された。原題の『現実との三分間』(Drei Minuten mit der Wirklichkeit)はピアソラの同題のタンゴ曲からとっている。
2004年にはミヒャエル・エンデの小説『はてしない物語』の世界観に基づく小説を複数の作家が執筆する《ファンタージエン》の企画に参加し、『ファンタージエン 反逆の天使』を発表している。
小説の執筆のほか、欧州連合(EU)の会議の通訳などの活動もしている。