伴田良輔

From Wikipedia, the free encyclopedia

伴田 良輔(はんだ りょうすけ、1954年11月17日)は、日本作家版画家翻訳家。映画監督としても作品がある。

執筆ジャンルは美術写真自然科学パズル、動物など多岐にわたる。趣味はペタンクと木陰での昼寝。メキシカン・ハンモックの愛好家でもある。美術家としての名義は小原 有月(うげつ)。

京都府福知山市出身。福知山高校を卒業、上智大学外国語学部英語学科中退。在学中に銀座のタウン誌の編集にかかわり、それをきっかけに著述活動に入る。

海外を放浪。帰国後の1985年、雑誌「GS」(浅田彰, 伊藤俊治, 四方田犬彦らの共同編集)の特集に寄稿した原稿をもとに初の単行本『独身者の科学』(冬樹社)を戸田ツトムの装丁で上梓、性のビジュアルとアフォリズムの組み合わせによる斬新な語り口で反響を呼ぶ。その後ジャンルを越境する視点で写真や美術評論を雑誌「IS」「武蔵野美術」などの硬派文化誌に執筆する一方、「週刊文春」「週刊ポスト」などの一般誌でも幅広くコラムを書く。

書籍は編集者と装丁デザイナーとの共同制作という考え方を持ち、装丁家鈴木成一祖父江慎などと多くの作品を刊行している。

図版を多数収録した性愛冒険家の風変わりな伝記小説『女の都』(作品社)や、性文化を論じた『20世紀の性表現』(別冊宝島)などエロティシズムをテーマとする一方、『猫語練習帳』(朝日出版社)や『ピカビアーノさんの玉尻猫』(文藝春秋)などの著作に見られるように、軽妙でユーモラスな作品も得意とする。

海外の美術、写真集などの紹介や翻訳にも力を注いでいる。

版画家として小原有月名義で1987年から活動、特定の版画家への師事や団体への所属はしていない。1990年に銅版や木版ではなく「紙」に直接鉄筆で凹凸をつけ、そこにインクを指先で埋め込んでいく独自の技法を発見、“UMPREINTES”と呼ばれる同技法により現在に至るまで多くの個展を開催している。2014年以降は大型の屏風、襖絵などのドローイング作品を制作、発表している。

映画監督としては2011年に短編「アリスマトニカ」を発表。2022年に監督した中編映画「森へ island」はサレルノ映画祭(イタリア)への正式招待をはじめ、各国で多くのアート系映画賞を受賞した。2023年に長編「PASSACAGLIA」を監督、Berlin Iinternational Art Film Festival(ドイツ)で最優秀作品賞を受賞。

著書

翻訳

映画

Related Articles

Wikiwand AI