国際連合信託統治理事会
国際連合の六つある主要機関の一つ
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国際連合信託統治理事会(こくさいれんごうしんたくとうちりじかい、United Nations Trusteeship Council)は、国際連合の主要機関の一つ。1964年12月14日に国際連合総会において採択された決議64(A/RES/64(I))により設置された。
ジェイ・ダルマディカリ(2025年選出)
| 国際連合信託統治理事会 | |||
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国際連合信託統治理事会議場 | |||
| 概要 | 主要機関 | ||
| 代表 |
信託統治理事会議長 ジェイ・ダルマディカリ(2025年選出) | ||
| 状況 | 1994年より活動停止 | ||
| 活動開始 | 1946年12月14日 | ||
| 本部 |
国際連合本部ビル (米国・ニューヨーク) | ||
| 公式サイト | Trusteeship Council | ||
信託統治地域の行政を監督する責任を持つ。
概要
国際連合憲章第13章(第86条 - 第91条)に規定されている。信託とは、信用して一定の目的に従って財産の管理・処分を任せることである。
そのために信託統治理事会とは、国際連合を信用して連合国がある地域の財産の管理・処分のあり方を決めるための機関であるといえる。
1994年10月1日に最後の信託統治地域であったパラオが独立を果たしたためほぼ業務を終了し、11月1日に理事会は以後の活動の停止を正式に決定し、事務局も含め実質的な活動を停止した。それ以前は毎年1回以上は理事会を開催すると決められていたが、同年に手続規則が改正されたことにより、議長が必要と認めたときまたは理事会の構成国の多数の要請により、もしくは総会または安全保障理事会の多数の要請により理事会が開かれることとなったため、1年を超える期間ごとに理事会を開いても良いこととなっている。
実質的な活動を停止した1994年以降も信託統治理事会は組織としては存続しているため、2026年現在までおおむね2年に1回は理事会を開催し、議長と副議長を選出している。最近では2025年12月に第75期の初回となる理事会が開かれている[1]。
理事会の構成国
任務と権限
表決
信託統治理事会議場
信託統治理事会はニューヨークの国際連合本部ビルに専用の議場を持っており、議場はデンマークの建築家であるフィン・ユールにより設計された。フィン・ユールは主に家具デザイナーとして知られるが、家具と空間の相互作用を熟知する建築家としても評価された先駆者であった。またデザイナーとして、デンマークのデザインの変革期において重要な役割を果たした。1940年代には、ユールの製作したいくつかの家具により、デンマークはデザイン分野の先進国とみなされるようになり、1950年代には信託統治理事会議場(Trusteeship Council Chamber)を設計したことによりアメリカにおいて名声を得た。議場は全体としての完成度が有名な作品であり、色鮮やかな天井の照明、ランプ、カーテン、壁板、カーペット、椅子まで、全てフィン・ユール自身がデザインしたものである。
1994年に信託統治理事会が活動を停止して以降2026年現在では、信託統治理事会議場はその他の様々な会議で年間を通して利用されている。
国連本部のガイド付きツアーで、他の理事会で専用の議場を持っている安全保障理事会議場や経済社会理事会議場とともに、信託統治理事会議場も見学することができる[6]。2026年現在は日本語のツアーも不定期に(週1回程度)行われている。