半蔵山
From Wikipedia, the free encyclopedia
半蔵山は、栃木県宇都宮市の北部郊外に在る標高502.1mの山である。篠井富屋連峰の南西側、鞍掛山の北東側に位置する。北東から南西方向に長い尾根を有し、その長い尾根上およびそこから派生する小尾根には最高点502.1mの山頂ピークのほか無数の小ピークを有する。山中には岩がむき出しとなっている所が多く見られるが、これは宇都宮層と呼ばれる古生層の岩石であり、チャートや粘板岩、砂岩から成る。かつては徳次郎石の採石も行われていたと云われているが、現在は廃れている。東麓の富屋地区には江戸時代に成立した日光街道のほか、平安時代から戦国時代に繁栄した古道『旧日光街道』が通り、沿道には歴史遺産も存在する。
緩やかな斜面には一部を除き針葉樹林が広がり、現在も里山として植樹や材木の切り出しも行われている。山頂部には高木が茂り、眺望は良くない。
宇都宮市街中北部にある戸祭山からは長岡町の宇都宮丘陵越しに、また八幡山の宇都宮タワー展望台からは戸祭山の戸祭配水場配水塔の向こうに、その丸い尾根が臨まれる。
山名
半蔵山の山名の由来を示す資料は無いが、山の半腹に行基作の傳法寺本尊薬師仏が蔵されることに拠るとの説がある。

