- 労働者は所有する労働力を資本家に販売することで賃金を得る。
- 労働者は賃金で自らの労働力の再生産に必要な食料や衣服などの生活手段を購入する。この際に入手した賃金はすべて支出する。すなわち労働者は資本家から生活手段を購入している。
- 労働者は賃金で資本家から購入した生活手段を消費して生存し、労働力を再生産する。
- 労働者は労働力を再生産したために再び資本家に労働力を販売する。しかし、労働力を再生産する際に賃金をすべて支出したために最初の労働力の価値しか持たない。その結果、同じ価値の賃金を得ることができる。
上記から分かるように労働者は生活手段がなければ生存ができないため、その結果として労働者は資本家に労働力を販売せざるを得ない状況が起こる。これは労働者の資本家に対する経済的な従属関係の再生産であるとマルクス経済学においては考えられる。