映画監督のチャン・ジェンハンは、学生時代の友人とともに塾の恩師・シャオジー先生の見舞いに訪れた。見舞いをきっかけに、現在は空き家となってしまった塾の様子を見に行ったチャン・ジェンハンたち。そこに残る学生時代の面影から、あの頃の青春の記憶がよみがえる――。
1994年、台北の予備校塾「成功補習班」に通ったチャン・ジェンハン。そして、「ラブレター王」と呼ばれるほどのモテ男・チェン・シャン、頭がよくやさしい「和尚」ことワン・シャンハー。イタズラ好きな彼ら3人は塾で“成功三剣士”と呼ばれる問題児であった。ある日、成功補習班に新たな代理講師が着任してくる。——それが彼らの人生を大きく変えることになる、シャオジー先生との出会いだった。
受験勉強だけではなく「愛とは何か?」、型破りだが個性を尊重し、寄り添うシャオジー先生の姿は、次第に生徒たちを魅了していく。人を好きになるということ、自分の好きを表現すること。大学受験まで残り1か月、チャン・ジェンハンたちは自分自身と向き合い、本当の自分、新しい自分を見つめ直していく。