アメリカ合州国
本多勝一の1970年の著書
From Wikipedia, the free encyclopedia
本多勝一著『アメリカ合州国』
朝日新聞に連載された本多勝一の記事をまとめて1970年に朝日新聞社から出版された単行本。1981年には文庫版が朝日文庫より出版された。1994年には『本多勝一集』第12巻として朝日新聞社より出版された。
ベトナム戦争当時、朝日新聞記者だった本多がアメリカ合衆国を黒人・先住民インディアンを中心に取材したもの。差別や貧困などを通じて、アメリカ社会の深層をえぐりだしたルポルタージュであるとして、日本で大きな反響を引き起こした。著者は本書にて「アメリカという国家は、それぞれの人種(衆)が溶け合って一つの社会を築いているとは言い難い。人種(衆)は分離され不平等なままである。単に州が寄り集まっただけである。」として、「アメリカ合衆国」でなく「アメリカ合州国」という表記を用い、一定の認識が与えられた。
書誌情報
本多勝一『アメリカ合州国』
- 朝日新聞出版、1970年、国立国会図書館書誌ID:R100000002-I000001184090-00
- 朝日新聞社出版局、朝日文庫、1981年、ISBN 978-4022608031
- 『本多勝一集』第12巻、朝日新聞社、1994年、国立国会図書館書誌ID:R100000001-I089722755-00