同種 (数学)
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語源
ギリシャ語の (iso-) とラテン語 (genus) から、同種写像(isogeny)は「同じ起源を持つ」の意味を持ち、元となるアーベル多様体の恒等元を対象となるアーベル多様体の恒等元へ写すという幾何学的事実がある。
楕円曲線の場合

楕円曲線に対し、同種の意味は次のように定式化することができる。
E1 と E2 を体 k 上の楕円曲線とする。E1 と E2 の間の同種写像は、定数ではない多様体の射 f : E1 → E2 で、基点を保存するような射である(つまり、f は E1 の恒等元を E2 の恒等元へ写す)。
2つの楕円曲線の間のすべての定数でない射は自動的に有限ファイバーを持つ全射となるので、これは上で示したのと同じ概念となる。
2つの楕円曲線 E1 と E2 に対して同種写像 E1 → E2 が存在するとき、E1 と E2 は同種(isogenous)であるという。これは同値関係であり、双対同種(dual isogeny)が存在するため対称となる。上記のように、全ての同種写像は楕円曲線の k に値を持つ点の群の準同型を誘導する。
関連項目
参考文献
- Lang, Serge (1983). Abelian Varieties. Springer Verlag. ISBN 3-540-90875-7
- Mumford, David (1974). Abelian Varieties. Oxford University Press. ISBN 0-19-560528-4