吹奏楽のための序曲 (メンデルスゾーン)
From Wikipedia, the free encyclopedia
吹奏楽のための序曲 ハ長調(Ouvertüre für Harmoniemusik in C-Dur)作品24は、フェリックス・メンデルスゾーンが作曲した吹奏楽曲。
1824年の夏、当時15歳のメンデルスゾーンは、父や妹と共に北ドイツ、メクレンブルク=シュヴェリーン大公国のバルト海沿岸(現メクレンブルク=フォアポンメルン州ロストック郡)にあるバート・ドベラーン(Bad Doberan)へ避暑に旅行した。その際に同地の吹奏楽団のため作曲したのが、この曲の原型である。この時の楽譜は失われたが、1826年に復元され、さらに1838年に改訂された。
当初は11人の編成で「ノクトゥルノ」(夜想曲)というタイトルであったが、最終的には23本の管楽器と打楽器の形態になり、「ハルモニームジーク (Harmoniemusik) のための序曲」と名付けている。原曲ではバセットホルンも使用されているが、現代の吹奏楽編成に合わせた編曲も行われ、ロマン派時代の作曲家による数少ない吹奏楽のための作品として演奏されている。